2005年 09月 29日
のまネコがゆっくりと落ち着いてきて
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またなんか自分の周りにガソリン撒くような話ですがw
こういうブログを発見しまして。
あーそうそう、こうなんだよねーこの人文章上手いね、
つーか自分やっぱ下手だねと思いました。
おけぐわの日記
こういうの見ると自分の扱っていた歌詞だのオリジナル発言だの結局のところあんまりレベルの高かったものじゃないなぁと思うわけでして。
ま、必要だったとは思ってますが。
ただここでは著作者が不明となっているのですが、自分としてはむしろ不明ではなく存在しないんじゃないかなぁと思っています。
モナーという今の形状を作った人間が不明だとちょっとわかりにくくなる話なんですが
例えばモララーとしぃは作者がほぼ明確です。(とくにしぃは完全な証拠もあります)
ですがもし、その作者の人が今出てきて
グッズ化は自分の権利を侵害しているからやめてほしい
と言ってそうですかと了承されるものではないと思います。
(実際モララー作者はそれに近い発言を残したことがあるようです。)
モララーもしぃもそもそも別のAAを基にしていますし。
モララーとしぃが今愛されている(この2匹に限って愛してない人もいるかもしれないけどw)のはその形状だけによるところではなく、キャラ付けやストーリーによるものなんじゃないかなぁと考えているのですよ。
もちろんモララー作者もしぃ作者も(特にモララーのキャラ付けに関しては)大きな影響を与えているのですが、それそのままでは4大AAにはなりえなかったはずですし、今いるモララーもしぃもキャラの概念としては初期の製作物と今の物は別物と言えます。
モナーも同じく、初期はAA表現中の「モブ」的存在であったものが、単独キャラとして形作られたのは登場してからしばらく経ってからでした。おとぼけキャラが定着したのははさらにその後のはずです。
概念的なモナーというか他のAAのイメージというものはネットで「作られた」のではなく「産まれた」(もしくは発生した)のではないでしょうか?
こういう話からAA長編議論スレでモナーは生き物だ!と熱く語ってる方がいらっしゃいましたがw、例えとしては面白い考えです。人工的に作られたのではなく自然発生した自然物。その発生源は分子や原子ではなくて人間の集合作用ですが。
結局のところAAというのは作者がいない、しいて言えば人物ではなく、あめぞうやぁゃιぃも含めたネットのコミュニティそのものが作者になるのではないかと思います。
そうするとやっぱパブリックドメインでもコピーレフトでもなくてフォークロアじゃないかなぁって思います。
いや、この結論は上記ブログと同じわけですが。
フォークロアに関してはもっと詳しい人が解説をしているのでどうぞ。
アスキーアート・エッセイ - フォークロアって何?
それで今回気になったのは、AAを今後どうするのか?という話。
個人的にはもうAvexの話は流れていくようにしか流れていかないんだろうなぁと
諦めというか飽きというかそういう場所へ行っちゃった話だと思うんですが、
今後こういうことがまた起きたら、というかまあ起きるでしょうね、その時どうするかなーっていう話は各地でされているわけなんです。
それで興味を持ってみていたのは長編板の議論スレッドですね。
ちょっと解説すると、今まで便宜的に何度かAA板という言葉を使いましたが、2ちゃんねるにAA板という板は無く、これは、モナー板・AA長編板・AAサロン板・顔文字板(ニダー板は特殊なのでちょっと置いておきます。)の4板を総合した呼び方です。
簡単な内容分けをすると
モナー板・・・AA板元祖ではなく顔文字の次だとか。今は単発ネタや参加ネタなどを扱っています。一応Flash板もここから生まれたことになっています。
AA長編板・・・AAを連続投稿したストーリーを扱います。どこまでが長編という区分は特に無いようです。短編集もあります。スレッドごとに明確な設定とルールを持っているのが特徴です。
AAサロン板・・・AAについて語る場所です。他の板は文字によるレスを嫌う傾向がありますがここはそういう嫌いが弱く、雑談も広く扱います。
顔文字板・・・他とはちょっと趣が違って、拡大と呼ばれる、いわゆる文字を使った絵を使う板です。トレースとか風景画とか、いわゆるアメリカの本当の意味のAsciiArtに近い。
こんな感じですね。
こういう説明しておかないとそれはAA板の総意ではない!と怒られるので。
んで、そこのAA長編板の議論スレッドというところがあるのですが
そこでちょっとAAの使用ガイドラインみたいなのを作る動きがあって期待して見てたのですが、(自分はその時疲れてて書く気も起きなかったのですが)なにやらうやむやになってしまったらしくとっても残念でした。
感じとしてはAAは自由であるから、2ちゃんねらがその使用を規制するのもおかしい、が、使用に当たってはネットコミュニティに対する最低限の配慮が必要みたいな感じだったと思います。
AAのストーリーについては完全にそのストーリーを作った人間に著作権があるで一致していましたが
AAキャラそのものについては、オリジナルキャラを作った人間に著作権があるのかどうかについて意見が分かれているようでした。
まず最低限の配慮のことですが、発祥場所を商品展開時に明記してほしいということのようです。
ネットに対する例の声明のようなものではなく、消費者にも元がネットにあったとわかるように商品の広告とかにつけてほしいと。
ただここに2ちゃんねる発とするのは、モナーに関して言えば嘘になりますし
モララーもしぃも原型AAを辿れば2ちゃんねる発とは言えないはずです。
そうすると「ネットコミュニティ発の~」と記述するのが妥当なラインではないでしょうか。
(ここまで書いて、ふと、そうするとひろゆきが売ってるグッズにもこういうこと書くべきということになってしまうのかな?と思いました。まあひろゆきが売ってる時点でネット発なのは明白だから書かなくてもいいのかもしれないですけど。)
次に分かりやすいストーリーのことですが、これは書いた人に著作権があるで異論無いと思います。
もちろんパロディ物は別の話になります。オリジナルストーリーのことです。
ここで重要なのは、AAキャラを使っていても、そのAA作品自体の創造性の部分にはストーリーの作者に権利が認められるべきということですね。
AAキャラを使っていたからそのストーリーまでもがAAの著作権に沿う(AAキャラの作者に権利発生したり、コピーレフトになったりする)必要は無いという考えです。
例えばしぃ作者が、しぃを使っているストーリーの著作を決める権利が自分にあると主張したらそれは無茶苦茶だ、という感じ。
最後、ここがややこしいのですが、AAのキャラを作った人間は、その作者になりえるのですが
AAキャラってどうやっても何かの真似になってしまうんですよ。
モナーがそうだし、モララーもモナーから発展したのは作者が認めている話です。しぃもギコ系列の発展なのは明らかでしょう。
そうするとこれ、いわゆる新たなオリジナリティを加えて~というキャラなわけですよ
それを完全オリジナルって主張しちゃうのは今回の件を見るとまずいわけですよ、ね?。
ただAA職人さんの中には、やっぱり自分の作ったキャラは自分が作ったって言いたい、という意見もあったわけなんですよ。
ここら辺がどうなるか凄い難しい問題ですよね、AAによって違うでしょうし。
著作権に詳しい人、ここら変どうなんでしょうか。
モナーを2ちゃんねるで商標登録しようって言ってる人はちょっとなぁ・・・と思います。
それこそモナーの自由を制限するというか。
今回あれ?と思ったのは、ドワンゴがAAを使うのはOKだって言ってた人がいて
その理由は2ちゃんねるのスポンサーだったから、らしいのですが、
上で述べたようにそもそもAAの文化は2ちゃんが発祥じゃないんですよ
そうするとやっぱ2ちゃんねらの立場で、これはよし、これはダメとするのは
なかなか横暴な話じゃないかなと思います。
あめぞう側から見れば2ちゃんねらが、
あめぞうで形成されたAAに新たなオリジナリティを加えて
広告という金儲けに使用しているってことになるわけで、
それが悪いことと言っているのではなく、そういう立場にあるのだってことを
もうちょっと多くの人が認識してほしいなーと思うのです。
おけぐわの日記でも指摘されていますが、雑談スレッド2の>>20を読んでほしいのです。
この人が言ってることが正しいと言ってるのではありません。
こいう立場の人間もいるってことです。
他に見てほしいところ。(ここに同意というよりは、なんか詳しそうな人のブログ。特に主流の意見に反しているものをまとめました。)
のまタコ黙認(=大人の判断)を期待したい
大西 宏のマーケティング・エッセンス:「のまネコ問題」は、avexがそういう会社だということ
音極道茶室: 「のまネコ騒動」を正しく理解する
benli: 「恋のマイアヒ」論争
benli: 「のまネコ騒動」についての違和感
もなQらいとの過去記事
コメントは大量になることが予想されるので以下へお願いします。
コメントはこちらへ
こういうブログを発見しまして。
あーそうそう、こうなんだよねーこの人文章上手いね、
つーか自分やっぱ下手だねと思いました。
おけぐわの日記
こういうの見ると自分の扱っていた歌詞だのオリジナル発言だの結局のところあんまりレベルの高かったものじゃないなぁと思うわけでして。
ま、必要だったとは思ってますが。
ただここでは著作者が不明となっているのですが、自分としてはむしろ不明ではなく存在しないんじゃないかなぁと思っています。
モナーという今の形状を作った人間が不明だとちょっとわかりにくくなる話なんですが
例えばモララーとしぃは作者がほぼ明確です。(とくにしぃは完全な証拠もあります)
ですがもし、その作者の人が今出てきて
グッズ化は自分の権利を侵害しているからやめてほしい
と言ってそうですかと了承されるものではないと思います。
(実際モララー作者はそれに近い発言を残したことがあるようです。)
モララーもしぃもそもそも別のAAを基にしていますし。
モララーとしぃが今愛されている(この2匹に限って愛してない人もいるかもしれないけどw)のはその形状だけによるところではなく、キャラ付けやストーリーによるものなんじゃないかなぁと考えているのですよ。
もちろんモララー作者もしぃ作者も(特にモララーのキャラ付けに関しては)大きな影響を与えているのですが、それそのままでは4大AAにはなりえなかったはずですし、今いるモララーもしぃもキャラの概念としては初期の製作物と今の物は別物と言えます。
モナーも同じく、初期はAA表現中の「モブ」的存在であったものが、単独キャラとして形作られたのは登場してからしばらく経ってからでした。おとぼけキャラが定着したのははさらにその後のはずです。
概念的なモナーというか他のAAのイメージというものはネットで「作られた」のではなく「産まれた」(もしくは発生した)のではないでしょうか?
こういう話からAA長編議論スレでモナーは生き物だ!と熱く語ってる方がいらっしゃいましたがw、例えとしては面白い考えです。人工的に作られたのではなく自然発生した自然物。その発生源は分子や原子ではなくて人間の集合作用ですが。
結局のところAAというのは作者がいない、しいて言えば人物ではなく、あめぞうやぁゃιぃも含めたネットのコミュニティそのものが作者になるのではないかと思います。
そうするとやっぱパブリックドメインでもコピーレフトでもなくてフォークロアじゃないかなぁって思います。
いや、この結論は上記ブログと同じわけですが。
フォークロアに関してはもっと詳しい人が解説をしているのでどうぞ。
アスキーアート・エッセイ - フォークロアって何?
それで今回気になったのは、AAを今後どうするのか?という話。
個人的にはもうAvexの話は流れていくようにしか流れていかないんだろうなぁと
諦めというか飽きというかそういう場所へ行っちゃった話だと思うんですが、
今後こういうことがまた起きたら、というかまあ起きるでしょうね、その時どうするかなーっていう話は各地でされているわけなんです。
それで興味を持ってみていたのは長編板の議論スレッドですね。
ちょっと解説すると、今まで便宜的に何度かAA板という言葉を使いましたが、2ちゃんねるにAA板という板は無く、これは、モナー板・AA長編板・AAサロン板・顔文字板(ニダー板は特殊なのでちょっと置いておきます。)の4板を総合した呼び方です。
簡単な内容分けをすると
モナー板・・・
AA長編板・・・AAを連続投稿したストーリーを扱います。どこまでが長編という区分は特に無いようです。短編集もあります。スレッドごとに明確な設定とルールを持っているのが特徴です。
AAサロン板・・・AAについて語る場所です。他の板は文字によるレスを嫌う傾向がありますがここはそういう嫌いが弱く、雑談も広く扱います。
顔文字板・・・他とはちょっと趣が違って、拡大と呼ばれる、いわゆる文字を使った絵を使う板です。トレースとか風景画とか、いわゆるアメリカの本当の意味のAsciiArtに近い。
こんな感じですね。
こういう説明しておかないとそれはAA板の総意ではない!と怒られるので。
んで、そこのAA長編板の議論スレッドというところがあるのですが
そこでちょっとAAの使用ガイドラインみたいなのを作る動きがあって期待して見てたのですが、(自分はその時疲れてて書く気も起きなかったのですが)なにやらうやむやになってしまったらしくとっても残念でした。
感じとしてはAAは自由であるから、2ちゃんねらがその使用を規制するのもおかしい、が、使用に当たってはネットコミュニティに対する最低限の配慮が必要みたいな感じだったと思います。
AAのストーリーについては完全にそのストーリーを作った人間に著作権があるで一致していましたが
AAキャラそのものについては、オリジナルキャラを作った人間に著作権があるのかどうかについて意見が分かれているようでした。
まず最低限の配慮のことですが、発祥場所を商品展開時に明記してほしいということのようです。
ネットに対する例の声明のようなものではなく、消費者にも元がネットにあったとわかるように商品の広告とかにつけてほしいと。
ただここに2ちゃんねる発とするのは、モナーに関して言えば嘘になりますし
モララーもしぃも原型AAを辿れば2ちゃんねる発とは言えないはずです。
そうすると「ネットコミュニティ発の~」と記述するのが妥当なラインではないでしょうか。
(ここまで書いて、ふと、そうするとひろゆきが売ってるグッズにもこういうこと書くべきということになってしまうのかな?と思いました。まあひろゆきが売ってる時点でネット発なのは明白だから書かなくてもいいのかもしれないですけど。)
次に分かりやすいストーリーのことですが、これは書いた人に著作権があるで異論無いと思います。
もちろんパロディ物は別の話になります。オリジナルストーリーのことです。
ここで重要なのは、AAキャラを使っていても、そのAA作品自体の創造性の部分にはストーリーの作者に権利が認められるべきということですね。
AAキャラを使っていたからそのストーリーまでもがAAの著作権に沿う(AAキャラの作者に権利発生したり、コピーレフトになったりする)必要は無いという考えです。
例えばしぃ作者が、しぃを使っているストーリーの著作を決める権利が自分にあると主張したらそれは無茶苦茶だ、という感じ。
最後、ここがややこしいのですが、AAのキャラを作った人間は、その作者になりえるのですが
AAキャラってどうやっても何かの真似になってしまうんですよ。
モナーがそうだし、モララーもモナーから発展したのは作者が認めている話です。しぃもギコ系列の発展なのは明らかでしょう。
そうするとこれ、いわゆる新たなオリジナリティを加えて~というキャラなわけですよ
それを完全オリジナルって主張しちゃうのは今回の件を見るとまずいわけですよ、ね?。
ただAA職人さんの中には、やっぱり自分の作ったキャラは自分が作ったって言いたい、という意見もあったわけなんですよ。
ここら辺がどうなるか凄い難しい問題ですよね、AAによって違うでしょうし。
著作権に詳しい人、ここら変どうなんでしょうか。
モナーを2ちゃんねるで商標登録しようって言ってる人はちょっとなぁ・・・と思います。
それこそモナーの自由を制限するというか。
今回あれ?と思ったのは、ドワンゴがAAを使うのはOKだって言ってた人がいて
その理由は2ちゃんねるのスポンサーだったから、らしいのですが、
上で述べたようにそもそもAAの文化は2ちゃんが発祥じゃないんですよ
そうするとやっぱ2ちゃんねらの立場で、これはよし、これはダメとするのは
なかなか横暴な話じゃないかなと思います。
あめぞう側から見れば2ちゃんねらが、
あめぞうで形成されたAAに新たなオリジナリティを加えて
広告という金儲けに使用しているってことになるわけで、
それが悪いことと言っているのではなく、そういう立場にあるのだってことを
もうちょっと多くの人が認識してほしいなーと思うのです。
おけぐわの日記でも指摘されていますが、雑談スレッド2の>>20を読んでほしいのです。
この人が言ってることが正しいと言ってるのではありません。
こいう立場の人間もいるってことです。
他に見てほしいところ。(ここに同意というよりは、なんか詳しそうな人のブログ。特に主流の意見に反しているものをまとめました。)
のまタコ黙認(=大人の判断)を期待したい
大西 宏のマーケティング・エッセンス:「のまネコ問題」は、avexがそういう会社だということ
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benli: 「恋のマイアヒ」論争
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by tail_y
| 2005-09-29 12:45
| 日記